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竹久夢二展 -大正ロマンの画家-

竹久夢二展 -大正ロマンの画家-

会期

2006年06月08日(木)〜 2006年07月17日(月)

開館時間 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで)
休館日 毎週月曜日(7月17日祝日は開館)
入館料

大 人   500(450)円
高・大学生 300(270)円
小・中学生 100(90)円

※()は20名以上の団体料金。
※70歳以上の高齢者は無料。
※障害者手帳をお持ちの方・付き添い1名は半額。

開催趣旨

竹久夢二(たけひさゆめじ)(1884〜1934)は、岡山県邑久郡(おくぐん)本庄村(現 瀬戸内市)の竹久家の4人兄妹の次男として生まれました。本名は茂次郎。明治34年(1901)単身で上京し、学生生活を送りますが極貧の生活環境でした。夢二が時代の寵児となる機縁は、明治38年に『中学世界』に「夢二」の名で投稿した「筒井筒」が一等に入選してからです。これを契機に学業を辞め挿絵(コマ絵)の作家活動に入ります。後に『夢二画集 春の巻』に作家としての始まりを「ある時私は、文字の代わりに絵の形式で詩を画いてみた。」と記しています。夢二の創作活躍は、日本画、油絵、水彩画、ペン画、詩、短歌、作詞、装幀デザイン、ポスター、日常生活用品のデザインなど広範囲に及び、形にとらわれない自由な発想から生まれた作品は今日でも多くのファンを魅了しています。特に夢二の美人画は「夢二式美人」といわれ、ひとみが大きく、まつげが長く、顔は小さく細身で手足の大きく崩れた構図を特徴とし、若年層から圧倒的な支持を受けました。
この度は、夢二の画業の変遷を様々な作品を通して紹介し、今日でも色あせることのない夢二芸術の精粋を楽しんでいただければ幸いです。また併せて夢二と親しく関わった人たちの写真パネルなども展示紹介します。

ミュージアムトーク(展示解説)

平成18年6月10日(土)午後1時30分〜 7月1日(土)午後1時30分〜

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