東海道五十三次くらべ －広重VS国貞－
東海道五十三次くらべ －広重VS国貞－
会期
2006年07月21日（金）〜 2006年09月24日（日）
前期：2006年07月21日（金）〜 2006年08月20日（日）
後期：2006年08月24日（木）〜 2006年09月24日（日）
主催
那珂川町馬頭広重美術館
| 開館時間 | 午前9時30分より午後5時まで（但し入館は4時30分まで） |
|---|---|
| 休館日 | 毎週月曜日(ただし9/18は開館)・展示替日(8/21〜23)、9/19 |
| 入館料 | 大 人 500(450)円 ※（）は２０名以上の団体料金。 |
開催趣旨
美人の背景に広がるのは、どこかでみた絵…。そう、歌川国貞が描いた「東海道五十三次之内」（竪中判５６枚揃）には、歌川広重の代表作「東海道五拾三次之内」（横大判５５枚揃）の図柄が引用されているのです。引用されているのは、日本橋から鳴海宿までと四日市宿の４２図のみですが、この事実は、広重「東海道五拾三次之内」の、いまだ謎が多い出版背景をあきらかにするヒントともなっています。
本展覧会では、那珂川町馬頭広重美術館所蔵の歌川広重「東海道五拾三次之内」と、金馬車コレクションの歌川国貞「東海道五十三次之内」を前期後期の二期にわけて展示いたします。あらためて見比べてみると、それぞれのシリーズの意図するところが新たに浮かび上がり、同時に、当時の浮世絵界における、広重と国貞の力関係をも、みてとることができることでしょう。
２つの作品を見比べることのできる貴重なこの機会をぜひ、お見逃しなく！
ミュージアムトーク（展示解説）
平成18年7月22日、8月5日、26日、9月9日 ※全て土曜日。午後1時30分から。要観覧料。