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世界文化遺産登録記念 企画展 「浮世絵に描かれた富士山展」

世界文化遺産登録記念 企画展 「浮世絵に描かれた富士山展」

二代歌川豊国 「名勝八景 冨士暮雪 下仙元従宮中宿全図」 (川崎・砂子の里資料館蔵)

会期

2013年07月05日(金)〜 2013年08月04日(日)

主催

那珂川町馬頭広重美術館

開館時間 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで)
休館日 毎週月曜日(祝日除く)、祝日の翌日
入館料

大 人    500円(450円)
高大生  300円(270円)
※()は20名以上の団体料金。
※70歳以上の方、中学生未満は無料。
※障がい者手帳等をお持ちの方・付き添1名は半額。

開催趣旨

2013年6月22日にカンボジアで開かれた世界遺産登録委員会で、「富士山」(山梨、静岡両県)と「三保の松原」を世界文化遺産に登録することが決まりました。
日本で最も美しく高い山の富士山は円錐形をした独立峰でその姿は日本国内のみならず海外まで広く知られています。春夏秋冬や時刻や見る方角により変化する情景の美しさは有史以来変わらぬ景観です。
富士山はいまから千年以上前に書かれた『万葉集』や『竹取物語』などの和歌、物語、伝説や絵画など様々な素材に挙げられてきました。また古くから山岳信仰の対象として畏敬の念を抱かれていました。そして平和を謳歌した江戸時代になると江戸のどの場所からも見ることが出来る富士山は親しまれる対象になり、葛飾北斎の「冨嶽三十六景」や『富嶽百景』、歌川広重の「不二三十六景」や「冨士三十六景」などの浮世絵にも描かれています。また、日本各地にある富士見坂、富士見台、富士見町などの地名はそこから富士山が見えたことを今日に伝えています。
この度の展覧会は日本人に親しまれ世界文化遺産となる富士山を浮世絵師たちがどのように描いたか、江戸中期以降から昭和初めにかけて制作された作品を展示いたします。富士山の新たな魅力を発見していただく機会になれば幸いです。

ミュージアムトーク(展示解説)

当館館長 7月6日(土)午後1時30分〜 ※要観覧料

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