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企画展 生誕100年記念 “自由”を生きた画家 深沢史朗展

企画展 生誕100年記念 “自由”を生きた画家 深沢史朗展

会期

2006年12月08日(金)〜 2007年02月04日(日)

前期:2006年12月08日(金)〜 2007年01月08日(月)

後期:2007年01月12日(金)〜 2007年02月04日(日)

主催

那珂川町馬頭広重美術館

開館時間 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで)
休館日 毎週月曜日(ただし1月8日は開館)、 展示替期間 平成19年1月9日(火)〜11日(木) 年末年始 (平成18年12月25日〜平成19年1月2日)
入館料

大 人   500(450)円
高・大学生 300(270)円
小・中学生 100(90)円

※()は20名以上の団体料金。
※70歳以上の高齢者は無料。
※障害者手帳等をお持ちの方・付き添い1名は半額。

開催趣旨

明治40年(1907)、のちにその作品が海外で賞賛を浴びることになる人物が、旧武茂村(現那珂川町)北向田で生をうけました。深沢史朗、その人です。
画家を志して上京した彼は川端画学校に入学、そして梅原龍三郎の弟子となり油彩画を学びます。しかし史朗が花開いたのは、版画に転向してからのこと。この頃、すでに60歳近く。まさに遅咲きの画家といっていいでしょう。それからの史朗は、昭和41年(1966)の第5回東京国際版画ビエンナーレ展に入選したのを皮切りとして、毎年のように国内外の国際版画展に招待作家として出品をし続けました。
写楽などの浮世絵をモティーフにし、明快な色彩で彩られた彼の版画からは、あっけらかんとしたエロスと力強さが感じられます。60歳を超えてなお、自由でありたいと渇望し、若い人々と議論を交わした史朗を、人は永遠の青春版画家と呼びましたが、そのみなぎる熱気が画面に横溢しているようです。
平成19年(2007)、史朗は生誕100年を迎えます。これを記念して開催される本展では、ご遺族や栃木県立美術館のご協力を得て、史朗の画業全体を見渡すことができるよう、代表作であるシルクスクリーンの版画群の他に、初期の油彩画や素描、ガラス絵、オブジェなども展示いたします。これら約80点の作品(前後期の2期に分けて展示)によって、郷土出身の画家、深沢史朗の足跡を辿りたいと思います。

ミュージアムトーク(展示解説)

■スペシャル・ミュージアム・トーク 画家を直接知る研究者が、実際に作品を鑑賞しながら深沢芸術の魅力を明らかにしていきます。 日時:平成19年1月27日(土) 午後1時30分〜 場所:那珂川町馬頭広重美術館 展示室 解説:竹山 博彦氏(栃木県立美術館特別研究員) 参加費:要観覧料。申し込みは不要。 ■当館学芸員によるミュージアムトーク(展示解説) 日時:平成18年12月23日(土)、平成19年1月13日(土)各午後1時30分〜 場所:那珂川町馬頭広重美術館 展示室 参加費:要観覧料。申し込みは不要。

関連イベント

対談会

画家深沢史朗、その人生

画家、深沢史朗と交流のあった人々が、さまざまなエピソードを語りあう。
画家の人物像を浮き彫りにすることで、作品鑑賞がより楽しくなることでしょう。

日時:平成18年12月9日(土) 午後2時00分〜
(開始時間が午後1時30分より変更となりました。)

場所:那珂川町馬頭広重美術館 視聴覚研修室

対談者:深澤 義人氏(深沢史朗息)
サイトウ 良氏(版画家・日本国画会会務委員)
渡辺 豊重氏(画家)

司会:当館学芸員 津田卓子

お申し込み:参加費無料
定員先着50名です。参加を希望される方は、あらかじめ当館(0287-92-1199)までお申し込みください。

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