menu

企画展 「忠臣蔵の世界展」

企画展 「忠臣蔵の世界展」

二代歌川芳宗「撰雪六六談 奮勇の鼓聲」

会期

2014年11月29日(土)〜 2015年01月18日(日)

主催

那珂川町馬頭広重美術館

開館時間 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで)
休館日 12月1日・8日・15日・22日・24日〜31日、1月1日・2日・5日・13日
入館料

大 人    500円(450円)
高大生  300円(270円)
※()は20名以上の団体料金。
※中学生以下は無料。
※障がい者手帳等をお持ちの方・付き添1名は半額。

開催趣旨

戦国時代が終わり天下太平の世の中を謳歌していた江戸時代に大事件が起きました。元禄14年3月14日(1701年4月21日)、江戸城殿中松之大廊下で赤穂藩藩主・浅野長矩(内匠頭)が吉良義央上野介に刃傷沙汰に及んだことが発端です。この事件で将軍の徳川綱吉は激怒し、刀を抜き吉良の眉間に一太刀浴びせた浅野は即日切腹、赤穂藩は取り潰しとなりましたが、被害者とされた吉良はお咎めなしでした。その結果を不服とする赤穂藩の藩士たちは浪人となり主君の仇の吉良上野介を付け狙い、元禄15年12月14日(1702年)未明に本所・吉良邸への討ち入りし、主君の仇を討ち本懐を遂げました。武士の鑑と周囲からは賞賛されましたが、幕府の決定に従わず討ち入りに参加した赤穂の浪士46人は切腹となりました。この事件は庶民の判官贔屓の気持ちを煽り、元禄16年1月に仇討ちを題材とした『傾城阿佐間曽我』が江戸の山村座で上演され、続いて『鬼鹿毛無佐志鐙』や『碁磐太平記など』など様々な形で上演されましたが、それらをまとめたのが寛延元年(1748年)8月に大坂の竹本座で上演された人形浄瑠璃『仮名手本忠臣蔵』です。同年中に同じ演題で歌舞伎でも上演され人気を博しました。劇場にお客が不入りの時は『仮名手本忠臣蔵』を上演すると忽ち満員御礼になったところから独参湯とも呼ばれ、人形浄瑠璃、歌舞伎、講談、落語などでも演じられました。今日でもドラマや映画などで繰り返し上演されています。
当然、浮世絵にも様々な役者が演じた『忠臣蔵』が描かれています。本展では江戸庶民に親しまれていた『忠臣蔵』の世界を紹介します。

ミュージアムトーク(展示解説)

11月29日(土) 午後1時30分〜 ※要観覧料

ページトップへ