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開館10周年・合併5周年記念 夏季特別展  「葛飾北斎生誕250年記念展―冨嶽三十六景と風景画―」

開館10周年・合併5周年記念 夏季特別展  「葛飾北斎生誕250年記念展―冨嶽三十六景と風景画―」

「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」 葛飾北斎 和泉市久保惣記念美術館蔵

会期

2010年07月30日(金)〜 2010年08月29日(日)

主催

那珂川町馬頭広重美術館

開館時間 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで)
休館日 月曜日、祝日の翌日
入館料

大 人    700円(630円)
高大生  400円(360円)
※()は20名以上の団体料金。
※70歳以上の方、中学生未満は無料。
※障がい者手帳等をお持ちの方・付き添1名は半額。

開催趣旨

「赤富士」の名で知られる「凱風快晴」、大波の轟く「神奈川沖浪裏」、そして漆黒の富士山が佇む「山下白雨」。この三枚の絵は、世界でもっとも有名な浮世絵と言っても過言ではありません。これらの絵が含まれる『冨嶽三十六景』のシリーズは、天保(1830-44)初年頃、浮世絵師葛飾北斎(1760-1849)によって作成されました。
北斎は、『冨嶽三十六景』を制作する以前、西洋絵画から透視図法や陰影表現を学び、銅版画風の風景版画を作成していました。しかし、『冨嶽三十六景』では、季節や時間の変化を織り込んだ、北斎独自の心象的な風景画スタイルの確立を見ることができます。
本展覧会では、北斎の風景版画の代表作『冨嶽三十六景』を全揃いで展示するとともに、富士山を描いた版本『富嶽百景』(3冊)や、北斎が風景版画に傾倒した天保(1830-44)前期の作品を展示します。富士山や雄大な日本の景色を描いた数々の風景版画から、北斎の新たな魅力を発見していただければ幸いです。

※主な出品作品:
「冨嶽三十六景(全揃い)」「富嶽百景(全3冊)」「琉球八景」「諸国瀧廻り」「諸国名橋奇覧」など

ミュージアムトーク(展示解説)

当館学芸員 長井裕子 平成22年7月31日(土) 午後1時30分〜 ※要観覧料

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