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企画展 新版画による風景画展 -美しい日本の風景-

企画展 新版画による風景画展 -美しい日本の風景-

高橋松亭 「都南八景之内 市之倉」(個人蔵)

会期

2009年01月17日(土)〜 2009年02月22日(日)

開館時間 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで)
休館日 1月19日、26日、2月2日、9日、12日、16日
入館料

大 人    500(450)円
高大生  300(270)円
小中生  100(90)円
※()は20名以上の団体料金。
※70歳以上の高齢者は無料・未就学者無料。
※障がい者手帳等をお持ちの方・付き添いの方は半額。

開催趣旨

江戸時代に興隆を極めた浮世絵は、西欧から導入された写真機や石版画などの普及により明治時代には衰退の一途を辿りました。しかし、大正時代になると伝統的な木版画の復興を目指す「新版画」が、版元渡邊庄三郎により提唱されます。
「新版画」は浮世絵と同様に、版元のもと絵師、彫師、摺師の分業体制で制作する木版画で、画題も美人、役者、風景など浮世絵が意識されていました。その反面、橋口五葉、伊東深水、川瀬巴水などの新しい感覚をもった作家達が登用され、芸術性の高い新しい作品作りが行なわれました。
本展では、その新版画のなかから、美しい日本の景色を描いた風景画を厳選して紹介します。葛飾北斎や歌川広重の名所絵とは一味異なる、趣ある美しい日本の風景をお楽しみください。また、展示を構成するにあたり、新版画の誕生から終焉まで、その歴史も概観できるようにしました。制作時期による表現の移り変わりや、それぞれの絵師たちの個性あふれる作品などから、新版画の世界をご堪能いただければ幸いです。

ミュージアムトーク(展示解説)

当館学芸員による展示解説です。 1月31日(土) 当館学芸員 午後1時30分〜 ※要観覧料

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