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入江明日香展-浮世絵が結ぶ江戸と現代-

入江明日香展-浮世絵が結ぶ江戸と現代-

入江明日香《黒雲妖炎龍図》丸沼芸術の森蔵(部分)

会期

2023年08月26日(土)〜 2023年11月12日(日)

共催

協力 丸沼芸術の森、株式会社アート・ベンチャー・オフィス ショウ

開館時間 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで)
休館日 月曜日(祝日は開館)、祝日の翌日
入館料

大 人:700円(630円)
高大生:400円(360円)
※()は20名以上の団体料金。
※中学生以下は無料。
※障がい者手帳等をお持ちの方・付き添1名は半額。

開催趣旨

江戸の浮世絵と、現代作家のコラボレーション。
入江明日香(1980~)は銅版画コラージュ、水彩描写による独特な技法で制作するアーティストです。鮮明な青色のぼかしや渦巻く波の描写など浮世絵を連想させるものが多く、現代と過去を織り交ぜるかのような神秘的な世界を一枚の作品の中に創り上げています。本展覧会では、その制作に影響を与えた江戸の浮世絵も同時に展示し、江戸と現代を結びつけながら入江明日香の世界をご紹介します。

入江明日香展プレスリリース

展覧会図録ページ

関連イベント

●アーティストトーク
講 師:入江 明日香 氏
日 時:8月26日(土)13:30~、10月7日(土)13:30~(約45分)
会 場:第一展示室、第二展示室 ※要観覧料、申し込み不要


●展覧会講座:江戸の絵の具、現在の絵の具(※募集締め切りました)
講 師:山内 れい (那珂川町馬頭広重美術館学芸員)
日 時:9月16日(土)13:30~15:00
会 場:視聴覚研修室
定 員:20名


●入江明日香展エンディングトーク
講 師:大野 正勝(那珂川町馬頭広重美術館館長)
日 時:11月11日(土)13:30~15:00
会 場:視聴覚研修室、その他館内
定 員:20名 ※要観覧料
※イベント詳細、申し込方法等につきましては当館HPをご覧いただくか、お問い合わせください。

展覧会のみどころ

①当館所蔵の浮世絵と同時展示!
青や黒、赤のぼかし(グラデーション)、飛沫をあげる荒波、天秤棒を持つ行商人や七福神…入江明日香が描く世界には浮世絵を連想させるものが多くあります。様々な町民文化が花開いた江戸時代、開国後もなお日本の古美術の魅力を受け継いだ明治時代の浮世絵と共に、入江明日香の世界をご紹介します。

入江明日香《江戸淡墨大桜》2016 ミクストメディア 丸沼芸術の森蔵

歌川広重《冨士三十六景 さがみ川》大判錦絵 那珂川町馬頭広重美術館蔵

 

②時空を超えた、歌川広重と入江明日香の東海道
風景画の名手と呼ばれた浮世絵師・歌川広重。江戸のヒット作にして代表作の《東海道五拾三次之内》は切手にデザインされるなど、現代でも尚、人々に親しまれた作品といえるでしょう。そんな広重の東海道にインスパイアされ、入江明日香はライフワークとして東海道のシリーズを独自の目線で描いています。本展覧会では初の展示となる《令和 東海道五拾三次之内:神奈川(入江明日香オリジナル)》と歌川広重《東海道五拾三次之内 神奈川 臺之景》。ふたつの東海道から、日本橋から神奈川までの旅にご案内します。

歌川広重《東海道五拾三次之内 日本橋 朝之景》那珂川町馬頭広重美術館蔵

入江明日香《令和 東海道五拾三次之内:日本橋(入江明日香オリジナル)》丸沼芸術の森蔵

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