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なた豆に雀

川村清雄

なた豆に雀

茶道で用いられる長板(風炉・水指などを乗せる板)に漆を施し、その上に油彩で支柱にからまるつる豆と雀を描く。雀のはばたく姿が瞬間的に捉えられ、数種の鳥を飼い剥製にもしていたという画家の鋭い観察力が偲ばれる。清雄はこのような日本の伝統的画題を好んで油彩画に取り上げた。

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